最近、「癒し」や「美容」「整体」というだけでは、もの足りない何かを感じている方が増えています。
どんなにマッサージを受けても、どんなに美容に気を使っても、どこか満たされない。そんな思いを抱えていませんか?
もちろん身体を整えることはとても大切です。
肩の力が抜けて、呼吸が深くなると、それだけで心も落ち着きます。
でも、それだけでは「何かが足りない」と感じるのも事実です。
本当の意味での「整う」とは
身体を整えることで「楽になる」のは表面的な変化。
けれどその奥には「どう生きたいのか」「どんな自分でありたいのか」という心の声が、ちゃんと存在しています。
心がモヤモヤしたままでは、どれだけ身体を整えても、また同じようなことを繰り返してしまう。
だから私は、身体と一緒に「心の在り方」にも目を向けるようになりました。
心の在り方とは?
それは日々の中で「どう感じ、どう受け止めているか」。
たとえば、誰かの言葉にすぐ落ち込むのか、
「きっと意味がある」と前向きに捉えられるのか。
出来事は同じでも、心の在り方によって見える世界はまったく変わります。
そして不思議なことに、心の在り方が変わると身体のこわばりまで変わってくるのです。
身体は心を映す鏡
がんばりすぎて肩に力が入っている人。
我慢が当たり前になって、呼吸が浅くなっている人。
自分を責めてばかりで、胸が詰まるように苦しい人。
そんな方々の身体には、ちゃんと「心の声」が現れています。身体は、あなたがどんな思いで生きているかを一番近くで教えてくれる存在なんです。
これからの時代に大切なのは、「自分を知ること」
これまでは「どうにか整える」「癒す」「治す」が中心でした。
でも、これからは「自分の内側に気づくこと」がテーマになっていくと思います。
自分の心のクセに気づき「本当はどう生きたいのか」を知る、思い出す。そのとき、身体も自然と軽く、呼吸もしやすくなっていきます。
これからは、“整える時代”から“目覚める時代”へ。
自分の身体を通して、自分の心を見つめ直すことが、本当の意味での「癒し」になります。
私はそんな変化の先を、お一人おひとりと一緒に歩んでいきたいと思っています。